blogぼちぼちいこか/伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会 - 2008

サークルぼちぼちいこか/伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会




2008年12月31日(Wed)▲ページの先頭へ
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会/例会案内(1月)
ぼちぼちいこか
(伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会)


ぼちぼちいこか 例会(志摩例会)
 
日時 1月10日(土)
  午後1時30分〜4時頃


  会場 志摩市阿児町鵜方1975
  志摩市鵜方公民館 2F小会議室

 (近鉄鵜方駅北口下車・徒歩数分)
  電話…0599-43-2211
浜口 / 電話…0599-85-2752
E-mail…ZAN20571@nifty.com 
 
子どもみらい会議 例会(伊勢例会) 
 
 日時 1月17日(土)
  午後7時〜9時

 
  会場 いせ市民活動センター南館2F
(伊勢税務署横・外宮前交差点のそば)

・志摩例会が浜口の都合により第2土曜の午後に変更になっていますのでご注意下さい。2月・3月は通常の第3日曜の午後(伊勢は第3土曜の夜)に行う予定です。


2008年12月21日(Sun)▲ページの先頭へ
ひきこもり家族教室(三重県こころの健康センター)
三重県こころの健康センター
 
ひきこもり家族教室
  第二木曜日 14:00〜16:00
三重県こころの健康センター ストレスケアルーム
   津市桜橋3丁目446-34 三重県津庁舎 保健所棟2F

 09年1月18日 家族のストレスケア・コミュニケーションなど
   2月12日 体験談
   3月12日 就労へむけた支援について
  ・内容は予告なく変更することがあります。
 
*対象は、思春期以降の、不登校ぎみ、ひきこもりがちなどの対人関係の問題でお悩みの子どもさんをもつご家族(新規参加の方優先)で、定員は20名です。
*事前に概要説明等のため、個別相談を行います。

申し込み先
 三重県こころの健康センター  電話…059-223-5243(代)

*精神健康福祉相談(来所・電話相談)でも、ひきこもりの相談を受けています。
 月曜〜金曜 13:00〜16:00  電話…059-223-5245


2008年12月08日(Mon)▲ページの先頭へ
いせコンビニネット/若年就労体験事業
就労体験参加者募集
 
いせコンビニネット
 
就労体験プログラム
 2か所×9日間/合計18日間 (2009年1月〜3月)
 福祉施設 NPO 農園 企業 など
 
 35歳くらいまでの就労を体験してみたい方対象(就学者は不可)

 
・18日間にわたり2事業所で就労体験を実施します。
・3〜6人程度でグループになり、1人のジョブコーチがつきます。ジョブコーチは一緒に就労体験に参加してくれます。
・事業所での感想や目標を話し合うために、グループミーティングを行います。
・体験中の不安を相談するために面接を実施します。

申し込み先
 
 特定非営利活動法人 いせコンビニネット
  〒516-0044 三重県伊勢市前山町1522-39
tel…0596-20-8315 Fax…0596-20-8316
   Email…info@e-ise.net URL…http://www.e-ise.net/
電話受付時間 : 9:00〜17:00(日曜・祝祭日は除く)
 
 
説明会開催日程
 
 12/15(月) 13:30〜16:00  津
  みえ市民活動ボランティアセンター・ミーティングルームA
(津市羽所町700番地 アスト津3F tel…059-222-5995)
 
12/17(水) 13:30〜16:00  四日市
  四日市市文化会館 第3会議室
 (四日市市安島2丁目 5-3  tel…059-354-4501)
 
 12/18(木) 13:30〜16:00  伊勢
  いせ市民活動センター シティプラザ会議室A
  (伊勢市岩淵1丁目 2-29 tel…0596-20-4385)
 
 12/19(金) 13:30〜16:00  伊賀
  伊賀市勤労者福祉会館 第1会議室
  (伊賀市上野丸の内 182-3  tel…0595-23-0214)
 
 12/24(水) 13:30〜16:00  四日市
  四日市市文化会館 第3会議室
 
・説明会への参加は、事前の申し込みがなくても大丈夫です。


2008年12月07日(Sun)▲ページの先頭へ
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会/例会案内(12月)
ぼちぼちいこか
(伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会)


ぼちぼちいこか  志摩例会
 
   日時 12月21日(日)
     午後1時30分〜4時頃

 会場 志摩市阿児町鵜方1975
    志摩市鵜方公民館 2F小会議室
 
    (近鉄鵜方駅北口下車・徒歩数分)
    電話…0599-43-2211

浜口 / 電話…0599-85-2752
E-mail…ZAN20571@nifty.com 

子どもみらい会議  伊勢例会

   日時 12月20日(土)
     午後7時〜9時
 
  会場 いせ市民活動センター南館2F 
(伊勢税務署横・外宮前交差点のそば)


2008年11月24日(Mon)▲ページの先頭へ
学習のサポート 6
 
無理のない計画と学習の継続
 
 
それから、細かいステップを意識化するために、計画を立てることも良い方法です。ただ、本人や周りの大人に焦りがあると、無茶な計画や無理な計画を立ててすぐに続かなくなり、やがて諦めてしまいます。そうなってしまわないように、冷静な大人の目で今の目の前の子どもの現実を見極め、無理のない続けられる計画を立てるように持って行くことが大切なのです。
 
例えば、それまで30分すらも勉強できなかった子が突然5時間……という勉強時間の計画を立ててもすぐに挫折しまうのです。20年ほど前の話になりますが、学校の先生に「行く高校がない」と言われて、青くなったお母さんと一緒に私の塾に来た中学生の子がいました。私は、「お母さんも、毎日5時間なんて無理でしょ?」という話をして、その子と「とりあえず、毎日1時間勉強することを目標にし、出来るようになったら、少しずつ増やしていこう」という話をしました。
 
その子はその目標ならできそうだと感じたのか、毎日勉強を続け、やがて少しずつ勉強時間を延ばしていきました。ところが、10月頃に骨折して一月ほど入院したのです。ご両親は「受験に向けて大切な時期なのに」と慌てたのですが、その子は「毎日、マンガではない普通の本や勉強の本を読みなさい」というアドバイスをきちんと守り、退院後の模擬テストで前回よりも良い成績をとりました。そして、地元の高校に無事入学を果たしたのです。
 
フレネ教育の実践でも、学習計画表を立てる……というものがあります。先生や大人の都合ではなく、自分のペースを大事にしながら自分で計画を立て、達成できたら次へ進み、出来なければ計画を修正してさらに時間をかける。それを子ども自身だけでなく、クラスの仲間たちからも確認してもらいながら進めていくことで、意欲を持って学習に取り組んでいけるのです。もちろん、1人で計画を立てるのが難しい場合は、友達や先生のアドバイスを聞きながら一緒に作っていくこともできます。守るための学習計画、こなすための学習計画ではなく、学習をする目安としての計画を立てることで、修正を加えながら、自分にあった「学習」を少しずつ組み立てていけるのです。
 
子どもたちの痛みや辛さ、焦りや恐怖感に共感してあげることはとても大切です。けれども、大人の側がそれに感情的に流されて自分を見失ってしまうのではなく、一方において大人としての冷静な目で、子どもには見えていなかったり意識されていなかったりするような現実を見極めることが大切です。子どもの「現実」をきちんと見極めた上で、学習を無理なく続けられるような環境を整えたり、その瞬間、瞬間に必要なアドバイスをしてあげたりするのも大人の大切な役割ではないかと思います。
 
いろいろと大切な見方や考え方、具体的な例をあげて大人のサポートやアドバイスについて述べてきました。もちろん、これらがすべて正しく、あらゆる子どもたちに通じるとは言えないでしょうし、すべての人がすぐにこのようなサポートやアドバイスを実行できる訳でもないでしょう。けれども、少しずつでも意識しながら続けることでやがてできるようになっていく……というのは、子どもも大人も同じです。子どもたちと同じように、大人の側も、自分の続けることのできる努力を積み重ねて、少しずつ変わっていければ良いのではないかと思います。
 
 
                                 〔完〕


2008年11月23日(Sun)▲ページの先頭へ
学習のサポート 5
 
学習の仕方とそのための工夫
 
 
それでは、「勉強の仕方が分からない」と言ってくるような場合はどうでしょうか。けっこう有効なのは、丁寧に音読することです。私自身の例でも、こんなことがありました。大学入試を数ヵ月後にひかえた段階で、どうしても物理が分からなくて、受験科目を物理・化学から生物・化学に変えました。でも、あまり時間もなかったので、生物の勉強は高校の教科書を隅から隅まで丁寧に読むことしかできませんでした。しかも、丁寧に読むにはけっこう時間がかかりましたので、せいぜい数回呼んだだけだったと記憶しています。が、共通一次試験(今は大学入試センター試験になっています)では、生物は80点、好きな教科でどちらかと言えば得意であったはずの化学よりも1点だけ点数が高かったのです。
 
国語や社会、英語などの教科でも音読は重要です。塾に、新しい生徒が入って来た時に、私は、英語の力量をさぐるのに、教科書を音読してもらいます。読む際に、きちんと言葉のかたまりを捉えて音読できればかなり実力がありますが、単語の途中で平気で切ってしまうような読み方をしていれば、少し聞いただけで英語を苦手としていることが理解できます。そんな子でも、きちんと言葉のかたまりを捉えて音読できるようになってくると、英文和訳もきれいな日本語になってきます。英語でも、言葉のかたまりをとらえて上手に音読できるようになれば、感覚的にけっこう分かってくるのです。
 
音読の他にも、英単語の練習や漢字の練習、計算の練習などは、教科書とノートがあればそれなりにできます。とりあえず20分、机の前に座って勉強する習慣をつける……といった行動目標の段階であれば、音読や漢字・英単語の練習、計算の練習などは、あまり深く考えずに取り組める勉強の代表的な例ではないかと思います。
 
勉強のやり方がわからない/実は学習習慣そのものも身についていない……という場合は、こうした「勉強のやり方」を教えると共に、一緒の部屋で本を読んだり編み物をしたり……といった気の散らないような事をしながら、口出しをせず見守ってやるのも1つの方法ではないかと思います。
 
かけ算の九九を自由に使いこなせるようになってから割り算や筆算ができるように、ある程度の知識が頭に入ってくる、それを使うことによって記憶がいっそう堅固になったり、知識が深まったりするのです。そうした意味で、【まとめる】という学習活動は、一段上の学習ステップとして考え、使っていけるものです。
 
本を読んで分かったつもりになっていても、実際、問題にチャレンジしてみるとできないことがあります。覚えていたはずのことが出てこなかったり、分かっていたはずなのにできない……そんな時には、まとめることによって頭の中で整理ができ、記憶を強化したり理解を深めたりすることができます。
 
第一次世界大戦後フランスで生まれ、『窓際のトットちゃん』に出てくるトモエ学園の小林校長先生も強い影響を受け、現在でもフランスはもちろん世界の20カ国以上の国で実践をされているフレネ教育の日本の実践で《アルバム作り》というのがあります。自分たちで調べたことをまとめ、加工して、1冊の手作りの本を作るのです。本の作者は、それを作る過程で、見てくれる人が分かりやすいように、おもしろくなるように、というような思いで工夫を加え、自分が調べ、学んだ知識を加工していきます。その活動のすべてが、知識をより扱いやすい形に整理したのより深く理解したりする学習活動になります。そして、出来上がったアルバムという手作りの本は、読み手の学習に役立つと同時に読み手と書き手、読み手と別の読み手の関係をつなぐ架け橋ともなります。
 
もちろん、そこまで「まとめる」にはそれなりに時間が必要となりますし、上質の「作品」を作るためには「日常的な活動」にしながら作品や子どもたちの交流を促すなどの工夫も必要です。が、自分なりにまとめることで、新しい関係が見えてきたり、自分が覚えやすい形で整理できたりもします。例えば、聖徳太子と徳川吉宗は同じ事をしている……と言われると驚くかも知れません。でも、そう述べるにはこのような理由があります。聖徳太子は「冠位十二階の制定」によって、徳川吉宗は「足高の制」によって、共に家柄にとらわれない実力本位の人材登用を行ったのです。ただ、暗記しているだけでは見えないことが、氏姓制度や幕藩体制によって身分・家柄・職業がガチガチになっている社会を改革するために、家柄にとらわれず実力のある人々を登用しようとした2人の苦心が見えてきます。そして、それが整理できた時、不思議なことになかなか暗記できなかった「足高の制」がしっかりと頭に入っていたりするのです。
 
大人の側がこうした学習についてのことが分かっていれば、「今の段階なら、これをしたら?」とか「こんなことができそうじゃないかな?」といったアドバイスができます。そして、うまいタイミングで適切なアドバイスがあれば、けっこう勉強を続けていけるものです。
 
ある中学校で、学年全員が校舎のあちこちでスケッチをしていた時、美術の先生とは別に、生徒達の間を回ったことがありました。時々、飽きてしまって遊んでいる子がいたのですが(たいてい「できた」とか言って遊んでいます。で、普通だと美術以外の先生のコメントは「もっと丁寧に描け」くらいで終わります。)、その子の作品と描いている場所を見比べながら「ここはこうなってるよね」と言ったり、「鉛筆はこういう使い方をするとやわらかい線が描けるよ」と言うようなアドバイスをしたりすると、ほとんどの子が再び熱心に書き始めました。「丁寧に描きなさい」という言葉では動かなくても、具体的にどうしたら良いかが分かると、けっこう集中してやれるものなのです。
 
これは、「勉強」でも同じです。「勉強しなさい」と言うだけでは、そうそう勉強は出来ません。本人は意識していなくても、実は、どうしたら良いか分からなくなっている場合は、意外と多いのではないでしょうか。だから「勉強しなさい」という言葉を言いっぱなしで放っておくのではなく、具体的にアドバイスをすることが大切なのです。
 


2008年11月22日(Sat)▲ページの先頭へ
学習のサポート 4
 
環境を整える大人の接し方
 
 
本人の学習を進めやすくするには、環境を整えることも大切です。例えば、「勉強しなさい」ということは、環境を整えることになっているかどうかを考えてみましょう。中学の頃、テレビの番組が終わり、そろそろ勉強をしようかな…と考え始めた矢先に、母に「そろそろ勉強せなあかんぞ」と言われて、途端にやる気をなくしてしまったことが何度もありました。同じような経験のある大人の人は、けっこう多いのではないかと思います。
 
そうしたことから考えると、「勉強しなさい」ということは、必ずしも「良い環境を整えることになっていない」と言えそうです。中学や高校という、そろそろ自立心が芽生えてくる年齢では、「勉強をしなさい」という言葉は、親からの押し付けと受け取られ、返って反発されることも少なくないのです。特に、「勉強をしなさい」と言うだけの場合は、その傾向が強まります。口だけではなく、他に何か出来ることはないか……ということを考えて、可能なサポートは実際に実行することが大切なのではないかと思います。
 
大人が、子どもに「勉強しなさい」というのは、もちろん、子どもの将来を心配しての言葉です。でも、そういうだけで自分はテレビを見ていたりマンガを読んでいたりしては、それは子どもには伝わりません。テレビの音が気になって勉強に集中できないようなことも出てくるでしょうし、子どもの心に「何で俺だけ? 自分はテレビを見ているくせに」というような思いがあれば、反発や怒りが生じ、結局、勉強に集中できなくなってしまうのです。
 
では、どうすれば良いのか。まず、子どもが勉強に集中できない理由を考えてみることです。よく観察してみると、何となく理由が見えてくることがあります。他の家族がテレビを見たりゲームをしたりしていると、自分もそうしたくなって集中できなくなる場合、1人でするのが何となく不安で、ちょっと傍についていて欲しい場合、苦手な問題だけが残っていて1人では解く自信がないので誰かに教えて欲しいと思っている場合、実は勉強の仕方がまったく分からなくて途方にくれている場合など、様々な理由が考えられます。観察によって、それらの理由をある程度特定できれば、どうしたらよいか……という点もある程度分かってくるでしょう。
 
例えば、テレビの音が気になるなら、テレビを切ったりヘッドフォンを使ったりして見ることができますし、1人でやるのが不安なら、本でも読みながら同じ部屋にいるように心がけるだけでも意識は違ってくるでしょう。教えて欲しいと考えている問題があるなら、可能であれば教えてあげたり、一緒に考えてあげたりすることもできるでしょう。
 
そして、ある程度自我が育っているようであれば、危なっかしくみえても、歯がゆく感じられても、大人の側がそこをぐっと我慢して、「余計な一言」を言わずに、子どもの勉強しようとする意欲を信頼してあげることも大切です。あまり勉強を苦にしていない子どもたちに話しを聞いてみると、「あまり、勉強しなさい」とは言われない、とか「自分の将来のことやから、自分で勉強しようと思ったらしたら?」などと言われている、という声が聞こえてきたりします。家で、何らかのお手伝いを日常的にしているような例もありました。そうした意味において、本人が意識して始めると意欲もついてきますし、大人に言われてイヤイヤやるよりも集中しますから、学習内容もずっと身に付きやすくなります。
 
その子の様子や状態をよく知り、状況や年齢に合わせて接してあげることが大切だし、大人の側が「勉強しなさい」を連発するよりも、一歩ひいて、学習しやすい環境を整えるサポートに回ることが、本人にとっても大人にとっても良い結果をもたらすのではないかと思います。
 


2008年11月21日(Fri)▲ページの先頭へ
学習のサポート 3
 
ステップをきざむこと/学習内容のステップ
 
 
一方、学習内容のステップについては、まずは、続けることが可能となる無理のない目標を立てて、少しずつそれをクリアしながら進んでいくことが大切です。本人の中に長いこと勉強していない……という意識があると、どうしても焦ってしまいます。先に、すべての教科書を並べたお母さんの話を書きましたが、まじめな性格の場合は、そうしなくても本人の意識には「すべての勉強を完璧にしなければ……」という思いがある場合がほとんどです。でも、その多さも同時に意識してしまうので、どこから手をつけてよいのか分からなくなって途方にくれてしまい、何もできなくなってしまうのです。だから、無理のない目標を立てて、それをクリアするという学習を積み上げる行動はとても大切なのです。
 
不登校に限らず学業不振で高校入試の相談に来る中学生や家族の方に、「中3の学習内容は捨てなさい」というアドバイスをすることがけっこうあります。実際、連立方程式を今の時点で解くことができない大人はけっこういますが、その人たちは、立派に職業人として仕事をこなしていたり家庭人として家庭生活をきちんと支えていたりしていますし、一部の進学校を受験するのでない限り、中3までの学習内容を完璧に身に付けていなくても高校入試で合格する点の取れる学校はそれなりにあるのです。
 
そうした意味において、中3までの学習内容のすべてが、日本の社会で生きていく上に必要という訳ではありません。けれども、自分の就く仕事などによって必要となる場合はあります。例えば、「水道工事なんかの会社の事務をしているんだけど、水道工事でパイプをつなぐ計算などで三角比がけっこう使われていて、その勉強が分かっていたので役に立った」とか、「電気関係の仕事をしてるけど、連立方程式をもっとしっかりやっとけば良かった」などという話を、かつて中学や高校で教えていた生徒と後に居酒屋などで再会したときに聞いたことがありました。
 
一方で、必要だから勉強する……のではなく、探究心から勉強することが後になって様々な形で役に立ってくることもあります。08年の日本人ノーベル物理学賞やノーベル化学賞の受賞者はすべて基礎研究で受賞していますが、研究していた時点で、それが実際の日常生活には直接役に立たないものばかりでした。けれども、4人の研究が土台になってさらに研究が進んだり、実際に日常の様々な場面で応用される形になったりしています。「方程式ができるようになったら、方程式を解くのがおもしろくなってきた」という声を時々聞くことがあります。「必要」ではなく「おもしろい」からという動機であっても、学びを深めることが人間的な成長や意識の広がりにつながっていくのです。
 
高校入試……という、とりあえずの目標があるから勉強をしているのだとしても、自分自身の今の現実をしっかりと考えてみる必要があります。例えば、人の多いところでは萎縮してしまうとか、混んでいるバスや電車には乗りにくいといった行動上の現実。あるいは、1年次の英単語も覚えていないとか、文字の式の計算がまったく理解できていないといったような学習上の現実……。そうした現実から考えてみた場合、続けられそうな環境・条件の高校はどれだけの学習の土台が必要か……ということを意識してみる必要があります。それらをきちんと考えた時、中学校3年間の学習内容すべてが必要となる場合はそれ程多くはないはずです。
 
残された時間が少なければ、基礎的な部分をしっかり身に付ける……そう意識すれば、「学習すべき内容」の量は減ってきますし、段階ごとに小さなステップを刻んで積み上げていけば、「学習しなければならない内容の多さ」に押しつぶされるようなことにはならないでしょう。やれそうな計画を立てて、1つひとつ確実にステップを刻み、土台を積み上げていくことが大切だし、それがまた自信にもつながり、高校からの学習の基礎作りにもなっていくのです。
 
それに、そうして身に付けた内容は、高校ばかりでなく次の学習やその後の生活で、直接・間接に役立っていくことも少なくありません。基礎作りは、その意味で、決して無駄にはならないのです。
 


2008年11月20日(Thu)▲ページの先頭へ
学習のサポート 2
 
ステップをきざむこと/行動のステップ 
 
不登校になっていたり、学校には登校していても教室には入れず、きちんと授業を受けたりしていない場合、学習の全体を意識することは返ってマイナスです。それは、しなければならない内容の多さに圧倒されてやる気を失うからです。以前、不登校の相談の際に、1人のお母さんが、「不登校になってからの教科書をすべて、本人の目の前に並べました」という話を出してきたことがありました。その時に、「同じことをされたとしたら、お母さんはやる気が起きますか? 逆にやる気がなくなってしまうのではないでしょうか?」という話をしました。では、どうすれば良いのか。基本的な考え方は、やることができそうな小さな目標……ステップを刻み、それを達成することで自信をつけ、それを何度も積み重ねていくという形で進めることが、意外と有効です。
 
以前、小学校の途中から不登校になった男の子と関わったことがありました。本人が最初私のところに顔を出してから、次に顔を見せるまでおよそ半年のブランクがありましたが、本人も何とか勉強を進めたいという意欲があり、まず、2週間に1度私のところに来て、1時間勉強するという目標を2人で立てました。それは、すぐに達成できたので、次に週に1度、そして1回の1時間半にする、さらに週に2度、その上1回の勉強の時間を2時間にする……という風にして、行動目標を現実に応じて修正し、それを達成することによって自信をつけ、次に進む……ということを繰り返していきました。
 
加えて、単元ごとに学習内容も教え、練習問題等を積み重ねました。やがて本人が自分で教科書を読んだり問題集をしたりできるようになってきました。その段階で、単元ごとにテストをしてみて85点以上を取れたら合格……ということで次に進む、という形にしました。そうしたやり方をすることで本人は自信をつけ、特に数学などは、わずか1年半ほどで中1の最初の単元である「正の数負の数」から中3の「三平方の定理」まで、ほぼ85点以上をとって「数学はできる、得意だ」という気持ちを持つようになりました。
 
その自信が「期末テストを受けてみよう」、「学校へ行ってみよう」という気持ちにつながり、高校入試でも、「不登校枠」の推薦入試ではなく、得意の数学を含む一般入試でチャレンジし、見事合格を果たしました。その後は、休むことなく元気に高校に通っているという話をしばらくしてからご両親からうかがいました。
 
この例から、行動上のステップと学習上のステップを、それぞれ別々に細かく刻んでいることが先へ進むための重要なポイントとなっていることがよく分かります。精神的に混乱し、安定を失って、学習の習慣や日常生活の習慣が崩れてしまっている場合は、ある程度の時間を使って心を休め、エネルギーをためることが最優先です。が、その混乱期を過ぎて精神的に安定してきた時期に、行動上の目標を本人と一緒に設定し、時には修正しながら、ステップを積み上げていくことは、学習を進めていく上でとても大切になります。学習のステップを一歩ずつ進んでいく際に、この行動上のステップが土台にあると歩みは安定し、次第に早めていくことも場合によっては可能となります。その意味で、行動上のステップを意識することは大変重要だといえるでしょう。
 


2008年11月19日(Wed)▲ページの先頭へ
学習のサポート 1
 
 
はじめに
 
 
不登校や保健室登校、別室登校といった状態が長く続くと、当然、授業に参加できなくなるので、学習の遅れが気になり始めます。それは当初、本人以上に、先生や家族の方がとても気にします。でも、本人は気にしていないように見えても、実はかなり気にしていて、ある程度気持ちが落ち着いてきても、教室へ入っても勉強が分からないに違いないと想像して、どうしても教室に入れなくなったり、いっそう学校へ行けなくなったりする……という場合は少なくないようです。
 
実際、私が関わった例でも、数学の勉強がよく分かってきた時期に「行ってみよう」という気になって、学校に行った例がありました。数学が分かってきたと実感できたことで、それが自信となり心の支えとなって、登校という行動に結びついていったのではないか、と思われます。
 
単に、成績や受験に関わってではなく、こころの支えともなる、という意味においても学習は重要ですが、そのサポートについては難しい面や、気をつけなければならない点もあります。そこで、今回は学習のサポートについて考えてみたいと思います。
 


2008年11月17日(Mon)▲ページの先頭へ
三重フレネ研究会11月例会会場変更
11月の三重フレネ研究会は、アスト津 3F 交流スペース4で行います。

・アスト津は、津駅東口北隣のビルです。北側にアスト市営駐車場があり、最初の30分は無料/以降は30分毎に100円となっています。駅のステーションデパート《チャム》と市営駐車場の両方に連絡通路があります。


2008年11月10日(Mon)▲ページの先頭へ
三重フレネ研究会11月例会
三重フレネ研究会11月例会
 
〈11月研究会の提案 〉

 11月29日(土)  午後3 : 30 〜 6 : 00 
 アスト津 3F 交流スペース4 
 (津駅東口 北隣のビルの3階)
・東口ステーションデパート《チャム》の連絡通路/エスカレーターから
3階にあがった右手のスペースの真ん中、10人ほどが座れるテーブルです。
アスト市営駐車場(30分無料/以後30分毎に100円)4階の連絡口/エレベーター
からは左手にあるスペースです。

・教育学部校舎の耐震工事のため、急遽会場が変更になりました。
迷った場合は浜口まで連絡して下さい。

《テーマ》
  6年生に向けて 


 
・現在5年生を担任している先生が、子どもたちの様子と取り組み
について報告してくれます。また、3学期に向けての取り組みにつ
いての意見も聞かせて欲しいとの事です。
・参加に際してレポート等を持ち込む場合、当日にその場での印刷
が出来ませんので、10枚程度を印刷してきていただくか、前日夕方
までに浜口に添付ファイルを送ってください。
ただし、XP(word2003)より新しい形式ですと、読めない場合があり
ますのでご注意下さい。


2008年11月02日(Sun)▲ページの先頭へ
三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会/11月 県立定時制通信制高校説明会
三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会 

11月例会

県立の定時制通信制高校を知るつどい
 
日時 08年11月9日(日) 13:00 〜 17:00

会場 アスト津 3F ミーティングルームAB
(津駅東口から出て、北隣のビルです)

・三重県立高校の定時制・通信制・二部制三部制四部制・単位制についての情報を、直接、各高校の先生方に説明していただきます。
・つどい終了後、ご希望の方には、三重県・考える会の世話人が個別相談も行います。


2008年10月29日(Wed)▲ページの先頭へ
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会/例会案内(11月)
ぼちぼちいこか

(伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会)

 
 志摩例会

日時
11月24日(月) 午後1時30分〜4時頃


 会場 志摩市阿児町鵜方1975
    志摩市鵜方公民館 2F小会議室

   (近鉄鵜方駅北口下車・徒歩数分)
    電話…0599-43-2211

浜口 / 電話…0599-85-2752
E-mail…ZAN20571@nifty.com 

 子どもみらい会議(伊勢)例会
 
日時
11月15日(土) 午後7時〜9時 

 
 会場 いせ市民活動センター南館2F 
   (伊勢税務署横・外宮前交差点のそば)
 
・伊勢例会は10月から毎月第3土曜の夜に行っています。
・11月の志摩例会は、三重県・考える会の例会日程や、会場の都合により、勤労感謝の日の代休である24日の午後に開催日を変更しています。




2008年10月28日(Tue)▲ページの先頭へ
不登校研究会シンポジウムを終えて
10/26 シンポジウムを終えて

【三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会】(三重県・考える会)を代表して不登校問題を考えるシンポジウムでパネラーとして発言する機会を与えていただいたことは幸いでした。エンカウンター・グループとしての親の会は、ある意味では、公的機関による設立は難しい(本人や親が学校などに不信感を持っていたりすると、逆に公的機関が設立すると不信を覚える場合がある)ような部分もあり、民間グループとしての「距離」は必要なのですが、一方で、存在を知っていただき、お互いに協力しあえれば、問題に対処していく際に大きな力となります。例えば、パネラーとして参加したI高校さんには、3年間の文部科学省指定の研究の発表会に毎回お誘いいただきました。その際に、「技術としてのコミュニケーション」の話や、「居場所」の話を全体会の場や個別に先生方と話している際に提案させていただき、そのうちのいくつかは予算化・実現化をしていただいたので、こちらとしても「学校」へ戻る選択をした場合の選択肢の1つとして、安心してすすめることができる環境になりました。そうした意味において、三重県・考える会」の存在を県内外の関係者に知っていただき、これからの活動にプラスになると感謝しています。

さて、今回は「不登校シンポジウム」ということで、ひきこもりの問題や就労の問題に
ついては触れられませんでした。けれども、それらが不登校問題と地続きの大変深刻な
問題であることも確かです。加えて、LDやADHD、アスペルガーなどの特別支援教育と不
登校問題についても、まったく触れることができませんでした。この問題は、「三重県
・考える会」の9月に行われたシンポジウムにおいて、パネラーとして参加していただい
た三重病院の先生と一緒になって医療機関との連携の必要性や、とりあえず「診断」
をしてもらうと「療育」のルートに乗せやすくなり、それによる接し方の変化によって
不登校へといたらずにすむ場合が出てくることを2人で力説しました。その辺りも、今後の課題となろうかと思います。

ところで、指定討論について、小野先生に3つも指名(^_^;)していただきましたので、答
えになるかどうかはともかく、一応、この場で述べておきたいと思います。


1)不登校、引きこもりの方と向き合った時、元気を出して笑顔を見せてもらうためのコツは何でしょうか?

・あれば、ぜひこちらが教えていただきたいところですが、好きなことや得意なこと、興味を持っていることからアクセスを試みるということが大切だと思っています。そこから、様々な「表現」(言葉に限定しない)を引き出し、それを受け止めながら、みんなで可能性を探っていくことでしょう。ただ、「好きなことがない」といった場合はいっそうやっかいです。その場合は、詩などの文学や音楽、美術表現や手仕事、作業など、こちらがある程度一緒に関われて表現を受け止められるような「場」に誘ってみるような手立てをとって見るのも1つの方法だと思います。ただ、その際には「私が好きだから一緒にどう?」というスタンスが大切で、「あなたのためだから」という【欲】を出してやるのはNGでしょうね。


2)家庭教育力を向上させるためには、どうしたら良いでしょうか。良いアイディアをお示し下さい。

・企業の都合最優先の悪質な労働環境を是正し、サービス残業には厳罰を処し、6時以降の残業は3倍の時給を保障するなどして社会システムとして家族と過ごす時間を確保する事が大切でしょう。それと、一般の「先進国」並みの20人学級を実現しOECD諸国のトップクラス並みの教育予算を使えば、普通に家庭生活を営むだけで十分だと思います。が、今の現実の中で可能な事は、できる範囲で、子どもたちと一緒に過ごす時間を少しでも増やし、理解が可能かどうかは別として、子どもたちが好きなもの(マンガでもゲームでも音楽でも)にも接してみて、感覚や感性の波長を合わす努力をしてみると同時に、親自身も大人として自立/成熟していくことが大切だと思います。


4)学校のない教育制度をご提案下さい。

・これは反対します。日本国憲法の子どもの権利としての【義務】教育と改悪前の教育基本法の精神を実現すれば、「学校以外の選択肢であっても、社会の中で人間として自
立し生活する力を身に付けられればO.K.とする」という複数のルートを認めて良い…ということになるでしょうし、学校をなくしてしまうことは、必ずしも良いことばかりとは思えませんので。それに、日本国憲法の精神や子どもの権利条約の精神とかけ離れている今の日本の学校制度を是正するだけで、不登校やひきこもりの問題はかなり改善すると思われるからです。とりあえず、十分な予算と人員を配した特別支援教育の充実、20人学級の実現だけでも、けっこう効果はあがるはずです。唯一、学力テストを拒否した犬山市教育委員会は、市独自で予算をつけて、30人学級を完全実施しそれなりの効果をあげていました。ただ、現行の一般学校とは別のルートとして、夜間中学のような形やフリースクールのような形は柔軟に認めていく必要はあるでしょうし、中学卒業資格認定試験や大検などの制度を改変・充実させて、独自の判断で学習し自立していける複数のルートを保障することも必要だと思います。


2008年10月22日(Wed)▲ページの先頭へ
アートフォーラム三重2008 / 亀山・商店街inART
亀山・商店街inART

アートフォーラム三重2008

会場 亀山市東町商店街周辺
 (本部 : 亀山市市民協同センター「みらい」)
 
会期 2008年11月2日(日)〜16日(日) 10:00〜17:00
              (最終日は16:00まで)
 
問い合わせ先
・アートフォーラム三重(森) 
 tel…0595-82-4125 http://www.afmie.net・東町商店街     (伊藤)
 tel…0595-82-0410
・亀山市市民協同センター
 tel…0595-84-5800

主な企画
11/2 オープニングパーティー キャンドルナイト
11/3 市民映画鑑賞会 「母べえ」「フリーダ」
11/7 城戸真亜子さんの講演会
11/9 ひとのわコンサート 公開制作
11/16 シンポジウム
他にも、「アトリエ・エピ作品展」「アートカフェ」「アートショップ」など、さまざまな企画があります。


2008年10月21日(Tue)▲ページの先頭へ
北岡樹(みき)シャンソンの夕べ
北岡樹(みき)シャンソンの夕べ
 
11月23日(日) 開場 18:30〜 開演 19:00〜
  BLUESTONE(ブルーストーン)
    志摩市阿児町神明

会費 \5,000

先着40名で企画しています。
坂中さんへ連絡して下さい。


2008年10月04日(Sat)▲ページの先頭へ
不登校研究会シンポジウム
不登校研究会シンポジウム

10月26日(日) 9:30〜11:30  

三重大学総合研究棟U1Fメディアホール にて 
 
 
シンポジスト
 森川泉 氏(三重県教育委員会研修企画・支援室教育相談グループ副室長)
 山川中 氏(三重県立伊勢まなび高等学校教頭)
 石山佳秀 氏(三重シューレ代表)
 浜口拓  (三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会世話人)

指定討論
 小野昌彦 氏(宮崎大学大学院教育学研究科教職実践開発専攻教授)


・参加費無料/申し込み不要

問合せ先 三重大学教育学部附属教育実践センター     学校臨床心理学研究室/岡田珠江
 
主催 全国教育実践総合センター不登校研究会
   三重大学教育学部附属教育実践総合センター

共催 三重スクールカウンセリング研究会

後援 三重県教育委員会

・7月に案内のためにupした時点では三重大学内での場所が確定していなかったので再度ご案内しました。
・三重大学へは津駅(JR & 近鉄)東口よりバスで約10分、【大学前】下車(一つ前にある【大学病院前】で下車しないようにご注意ください。)
 あるいは近鉄江戸橋駅より徒歩15分です。


2008年10月01日(Wed)▲ページの先頭へ
三重民教連/秋の集い
第50回
 三重県民教連 秋の集い
 

集会テーマ
 おかしさと大変さをこえて、子どものために手をつなごう

 
日時 2008年11月15日(土) 13:00〜16:00

場所 アスト津 3F ミーティングルーム


・パネルディスカッションのコーディネーターは、三重大学の橋本博孝先生、パネラーの1人に、伊勢の「子どもみらい会議」の浦田敦子さんが入っています。

主催 三重県民間教育研究団体連絡協議会

後援 三重県教育委員会


2008年09月30日(Tue)▲ページの先頭へ
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会/例会案内(10月)
ぼちぼちいこか
(伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会)志摩例会


日時
10月12日(日) 午後1時30分〜4時頃


会場 志摩市阿児町鵜方1975 
志摩市鵜方公民館 2F小会議室

 (近鉄鵜方駅北口下車・徒歩数分)
  電話…0599-43-2211

浜口 / 電話…0599-85-2752 
E-mail…ZAN20571@nifty.com 

子どもみらい会議 伊勢例会

日時
10月18日(土) 午後19時〜21時
 
  
会場 いせ市民活動センター南館2F
(伊勢税務署横・外宮前交差点のそば)

・10月と11月の志摩例会は市長選と浜口の都合により第2日曜の午後に行います。

・10月からの伊勢例会は第3日曜の夜に行います。


2008年09月29日(Mon)▲ページの先頭へ
子どもみらい会議/伊勢大祭で屋台出店
子どもみらい会議/伊勢大祭で屋台出店

10月4日(土) & 5日(日)
  10時〜17時 


10月4,5の2日間、伊勢大祭のパレードの道路を囲む新道商店街の前の道路の側道で、【子どもみらい会議】の出店《アート体験の出来るコーヒー屋さん》をします。


2008年09月22日(Mon)▲ページの先頭へ
三重フレネ研究会10月例会

三重フレネ研究会 10月例会

〈10月研究会の提案 〉

 10月4(土)  午後3 : 30 〜 6 : 00 
 三重大学教育学部 佐藤広和(仮)研究室
(美術棟横自転車置き場前のプレハブ2階奥)

・教育学部校舎の耐震工事のため、会場が変更になっています。
プレハブの入口がしまっている場合は、海側の窓から降りている紐で
合図するか 浜口まで連絡して下さい。

《テーマ》
    仲間づくりと学びの共同体
 

・現在6年生を担任している先生が、昨年4月から2学期の初めまでの
子どもたちの様子と取り組みについて報告してくれます。

・参加に際してレポート等を持ち込む場合、当日にその場での印刷が出
来ませんので、10枚程度を印刷してきていただくか、前日夕方までに
浜口( zan20571@nifty.com )に添付ファイルを送ってください。ただし、
XP(word2003)より新しい形式ですと、読めない場合がありますのでご注意
下さい。


2008年09月16日(Tue)▲ページの先頭へ
コミュニケーションについて考える 5
 
踏み出す勇気/自分を好きになること 
 
話す/表現をするためには、一歩踏み出す勇気が大切だと述べました。けれども、なかなかその勇気を持てない人がいるのも事実です。自分自身も含めた私の今までの経験からすれば、【勇気が持てない⇒他の人を信用できない(他の人が怖い)⇒実は、自分自身を好きになれない】という図式がけっこうあるようです。
 
その場合の処方箋は、自分自身を好きになれれば良い……ということになりそうです。私もそうでした。
 
自分を好きになる…ということは、自分自身のイヤな部分やカッコ悪い部分、醜い部分も含めて、ありのままの自分を受け入れ、それを許してあげることから始まります。ということは、自分を好きになれない人は、自分のイヤな部分や醜い部分を認められない、無視したい、消してしまいたい……と感じている、という事になります。つまり、自分の一部を、自分自身が否定しているのです。
 
どうして自分を否定してしまうのでしょうか。様子を聞いたりしてみると、それを否定しなければ「良い子」にはなれないし、「良い子」になれなければ生きている意味がないと心の深いところで信じ込んでいる(ただし、それを意識していない場合も少なくありません)ことが多いようです。その結果、自分の思いや感情や欲望を押し殺してしまう習慣がついてしまいます。そして、「自分」という実感が失われてしまうのです。「透明な存在」などという言葉は、そんな心情を表しているのではないかと思います。
 
なぜ、自分が好きになれないかを深くじっくりと考えてみると、そんなことが見えてきます。それが見えてくると、なぜ「良い子」でなければいけないのか? 「良い子」っていったい何なのか? という疑問も湧いてきます。さらに考えを深めていくと、人間誰でもイヤな部分や醜い部分を持っているけれども、それも含めて【人間】であり、「良い子」を目指し続けた自分はないものねだりの無理をしていたことが分かってきます。それが分かれば、自分のイヤな部分などもふくめた「ありのままの自分」を許せるようになります。許すことができれば、それを前提にして、少しでも「今の自分」の状態を改善していくための努力が可能になります。努力の結果、自分が変わったことを実感できれば、不思議なことに、それなりに自分が好きになれるようです。
 
ただ、注意しておきたいのは、自分を好きになる……ということは、自分を甘やかすことではありません。自分のイヤな部分や醜い部分を知っても、それを少しでも改善しようという努力を放棄して開き直り他の人のことを考えずに自分だけの「楽」や「欲望」を追求するのは、自分を甘やかしているだけの人です。
 
そのような場合は、利害関係や損得がある場合や、圧倒的な力の差がある場合に他者は辛うじて接してくれますが、利害関係がなくなったり力関係が逆転したりするとそれまでのツケが回ってくることが多いようです。「休む」ことは時として重要だし、その場合は他者に甘える(甘えられる)ことも大事です。そして、関係が深まっていれば、お互い様のところもあるので、他者も「甘え」は許してくれるでしょう。でも、自分を甘やかして他者のことを省みなければ、長い目で見れば、けっきょく、辛い運命が待っているのです。
 
自分のイヤな部分を許せるようになると、他者も許し、受け入れられるようになります。他者に対する恐れは徐々に小さくなり、関係を結び、深めていきやすくなるのです。当然、コミュニケーションに際しての不安や恐れは小さくなります。いっそう、話したり表現したりするためのハードルは小さくなるわけです。コミュニケーションを重ね、関係を深めていく条件は整います。必ずしも簡単に、そして短時間でできるわけではありませんが、努力してみるだけの価値はあるのです。
 
コミュニケーションをしていく、ということは関係を作り、深めていくことです。一生の中で出会うすべての人々との間で、いつも、深くコミュニケーションを重ねることは誰にも出来ませんが、周囲の何人かの人とコミュニケーションをしながら関係を深めていくことは、自分自身を見つめ直し、成熟させていくことにも繋がっていきます。
 
「今」は、確かに「コミュニケーションが苦手だ」と感じているかもしれません。それでも、自分の周りを見渡してみると、つたない表現や言葉の奥にある思いや感情を、わりと的確に受け取ってくれている人は何人かいるのではないでしょうか。もちろん、時には感情のぶつかり合いもあるだろうし、ケンカをする事だってあるかもしれません。けれども、お互いに自分を出し合えるからこそ感情のぶつかり合いやケンカも起こる…という事だってあるのです。そういう人たちと支え合いながら、自分を成長させていく……そこに人生の楽しさやおもしろさがあるのではないでしょうか。私は、そんな風に思います。
 
 
《付記》
この文章は、一般的な条件の例で考えているものです。そのため、当事者が軽度発達障がいなどの条件を持っている場合はまた異なってきます。そうした場合、相手の立場に立って考えたり、相手の思いや感情を想像してみることが難しかったり、感情のコントロールが普通の人よりも難しかったりします。けれども、医療機関などと連携しながら、その人に応じた【療育】などサポートをきちんと受けることで改善されることは多いです。軽度発達障がいなどの可能性がある場合などは、早めに【療育】を始めるほどその効果は大きくなるようです。


2008年09月15日(Mon)▲ページの先頭へ
コミュニケーションについて考える 4
 
 話すこと/表現 
 
次に、表現することについて考えてみましょう。話すことも書くことも、「言葉による表現」というくくり方をすれば同じです。書き言葉によるにしろ、話し言葉によるにしろ、相手に伝えるということを意識して言葉で表現する練習を積み重ねれば、スピーチの全国大会で優勝するとか芥川賞をとるというレベルまで行くのは難しいでしょうが、日常生活のレベルでは意識して努力した時間の分だけ、それなりに言葉で表現することは上手くなるものです。書くことにしろ、話すことにしろ、上手になろうと思えば、それなりに時間をかけて話したり書いたりする努力を積み重ねることが大切なのです。
 
ただ、その際に、良い聞き手や良い読み手に恵まれると、話したり書いたりする意欲が芽生え、大きくなっていきます。その意味では、安心して話したり、書いたものを読んでもらったりする相手がいる人は、それだけ努力をしやすい環境にあるということです。
 
例えば、昔、詩を書いていた仲間の作品を読んで、「これはいつもと違う」というコメントをしたところ、作者から、「これは失恋をして、精神的にひどい状態だった時に書いた詩です。どうして分かったのですか?」という返事が返ってきたことがありました。詩の言葉の中に、通常と違うものを読み取ったことによって、相手がさらに深いコミュニケーションに進んできたのです。
 
話を聞いている時でも、「こういう気持ちだったの?」とか「こういうことを考えていたの?」というような形で、話し手が言葉として整理しきれていない感情や思いを言葉にしてさらに深く聞いてあげると、より詳しい話になり、話している間に、話し手自身も様々なことに気付いていった……という経験もけっこうあります。
 
きちんと聞いてもらえる場、きちんと聞いてもらえる人の存在は、話し手のさらなる表現を引き出していきます。そして、表現する機会、量、回数が増えていくと、次第に、どのような形で表現すると伝わりやすいか……ということを、話し手の側が感覚的に理解できるようにもなってきます。その他の表現でも状況は良く似ていて、きちんと受け止めてもらえて表現の中の思いや感情まで読み取ってもらえると、気分的に表現することへのプレッシャーが小さくなり、表現する意欲も出てくるものです。
 
ただ、誰もが最初からそのような恵まれた環境にあるわけではありません。話す側、表現する側も、1歩踏み出そうとする勇気を持つ必要があるのです。つっこんだ話をしよう、表現を表に出してみよう、と考える際に、その相手もしくは場を信頼してみる…という部分があります。そして、相手の側も、自分が信頼されているのだ…と感じたら、普通はそれなりにきちんと聞こう、きちんと受け止めようとする気持ちが働くものです。
 
確かに、中には悪意を持っていて利用しようとする人がいるのは事実です。けれども、悪意を持つ人よりも、普通の人/特に悪意を持っていない人の方が圧倒的に多いのです。(それゆえに社会は成り立っているのです。)そして、普通の人は、自分が信頼されていると感じるとその相手を好ましく思うようになりますし、好ましい相手の話なら時間さえあればきちんと聞いてくれます。あるいは、きちんと表現を受け止めようとしてくれます。その過程で、相手との関係も深まっていくのです。
 
だから、苦手ではあっても、言葉にする/表現してみる…という気持ちや意欲を持つことは大切です。中には、聞く/受け止める能力の高い人もいますので、そんな人や場に巡りあえれば話す/表現する機会も飛躍的に増え、それがトレーニングとなって、話す力/表現する力が高まっていきます。そんな人ばかりではない…という気持ちもあるかもしれませんが、宝くじを買った人でなければ絶対に宝くじは当たらないように、自分から一歩前に踏み出さない限り、聞いてくれる/受け止めてくれる相手には、けっして出会うことはできないのです。
 
最初は、家族や親戚や近くの人、幼なじみ、同じ趣味やよく似た活動をしている人など、一緒に過ごす時間がそれなりに長い人からでもいいと思います。話をしてみて、聞いてくれそうな人かを観察してみれば良いのです。話しているうちに相手の意外な面が見えてくることがあります。あるいは、周りの人を橋渡しにして、新しく出会える場合もあります。いずれにしても、自分から閉ざしていると先へは進みません。一歩踏み出す勇気を持つことが大切なのです。
 


2008年09月14日(Sun)▲ページの先頭へ
コミュニケーションについて考える 3
 
 聞くこと/受け止めること
 
 
ところで、自分はコミュニケーションが苦手だと思っている人について考えてみると、言葉によるコミュニケーション、つまり、自分の思いを声や文章で表現して相手に伝えることが苦手だ……と感じている人が多いように感じられます。そして「口べただから」とか「文を書くのは苦手だから」といった思いから会話や文章表現におっくうになり、一層、苦手意識を増幅させてしまうことになるようです。
 
けれども、コミュニケーションが言葉によるものだけではないことや、必ず相手が存在することなどを意識すると、必ずしも上手な話し手や書き手であることが絶対条件ではありません。実は、少し意識を変えれば、それなりに上質のコミュニケーションは体験できるのです。それは、「聞く」、あるいは「読む」ということです。良い聞き手や良い読み手となればいいのです。良い聞き手は、意外と好かれるものです。それは、裏を返せば、他者の話をきちんと聞く人が普通に考えられている以上に少ない……という事でもあるのですが、人間関係を作ったり、深めたりしていく際には、この「良い聞き手」になる、というのはけっこうプラスになるのです。
 
きちんと相手の話を聞くためには、まず、相手に意識を集中する必要があります。例えば、男女間の会話でも、女性の方は、愚痴を言って思いを共感してもらいたいだけであるにも関わらず、男性の方では深刻な相談を受けて問題を解決する手立てを出してあげなければならないのだと誤解し、女性の話をさえぎって「解決策」を提示し、返って女性の感情を害してしまうような場合があります。これなどは、相手の「言葉」だけを聞いていて、相手に意識を集中していないから起こってしまう誤解だろうと考えられます。
 
しかし、相手に集中してしっかりと聞く……というのは、言葉にすれば簡単ですが、実際はそれ程簡単ではありません。それは、相手の言葉だけではなく、表情や行動などから感情の動きまでも類推し、必要に応じて言葉の裏にある思いや意識化されていない感情についても思いをめぐらすことだからです。しっかりと聞くには、集中力と気の長さと相手に対する思いやりが必要なのです。それは、相手の存在を、損得はもちろん何の条件もなしにそのまま受け止めようとすることにもつながっています。その意味では、非常に忍耐力とエネルギーが必要であるということもいえる訳です。
 
ただ、それは決して無駄にはなりません。相手の話をきちんと丁寧に聞くことによって、その相手との関係は確実に深まっていくものです。だから、人間関係を深めたいような相手の話をきちんと聞こうとすることは、人間関係を結び深めようとする際にはかなり有効な手立てとなると考えられるのです。
 
とは言っても、集中してしっかり聞く、というのは本当に大変な作業です。というのは、相手の思いや感情をしっかりと受け止めるためには、一旦、自分の思いや感情や意見を保留して、ニュートラルな状態で聞いた方が良い場合もあるからです。「そうは言うけど…」とか「何を甘ったれているのか」と、つい口にしてしまいそうな話であっても、とりあえずはそんなことを言わずにしっかりと聞く。考えてみると、けっこう難しいのではないでしょうか。だから、「聞く」ことを職業としているカウンセラーなどは、1時間当たりで\8,000とか\10,000とかのカウンセリング料金を取ります。それは、それだけ、集中してしっかり聞くということが大変な作業であることの裏返しでもあるのです。
 
ただ、どんなことであっても、意識して努力を続ければ大抵の事はそれなりに上手くなるものです。これは、「聞くこと」でも同じです。常に、丁寧に聞く事を心がけることが大切だと思います。
 
では、どのように「聞く」ことを心がければ良いのでしょうか。時々、相手の視線を受け止めたりしながら、相槌を打ったり、「ウンウン」とうなずいたりする。聞いていて分からないことが出てくれば、それをさらにたずねてみる。例えば、そんな風に聞くと良いでしょう。的確な質問は、相手の話をきちんと聞いているから出来るのだし、また、質問されることで、話し手自身が考えを整理したり、感情を見つめ直すきっかけになったりもします。それによって、いっそう話しやすくなり、言葉だけでなく自分自身の存在を受け入れてもらえると感じられて、聞き手に対する安心感や信頼感が育まれていくのです。
 
だから、きちんと話を聞くことは、コミュニケーションやお互いの関係を深めるために、非常に重要な意味を持ちます。話したり、書いたりすることが苦手でも、丁寧に話を聞いたりじっくりと書かれたものを読んだりすることは、意識していけば、何とか出来そうではないでしょうか。そう考えられれば、努力は可能です。とりあえず、読んだり聞いたりすることから出発する……というのも1つの手なのです。
 


2008年09月13日(Sat)▲ページの先頭へ
コミュニケーションについて考える 2
 
コミュニケーションの種類と深さ 
 
コミュニケーションと言っても、話をし、それを聞くだけがコミュニケーションではありません。お互いの意思を伝え合う言葉や行動や表現のすべてがコミュニケーションです。その意味では、サッカーのアイ・コンタクトもコミュニケーションだし、車ですれ違うときに、道をゆずってもらった方が軽くクラクションを鳴らしたりするのもコミュニケーションになります。つまり、文字や話す言葉だけがコミュニケーションなのではなく、ノンバーバル・コミュニケーションなどと呼ばれる、文字や話し言葉を使わない意思の伝達もコミュニケーションと言えるでしょう。そして、思いを伝える…ということで考えれば、絵画やダンスなどもコミュニケーションと言って良いかも知れません。人間は、言葉だけでなく、様々な形でコミュニケーションをしているのです。
 
そうしたことを考えれば、「おはようございます」と挨拶することはもちろん、道で出会って軽く会釈をして通り過ぎるのもコミュニケーションだと言えます。毎日、挨拶を交わすだけの関係でも、それによってお互いに敵意がないことが分かり、少しずつ会話がしやすくなってくるのです。当たり障りのない会話を積み重ねていくうちに、少しずつ相手のこともわかってきます。その中で安心感や好意を持てるようになれば、さらにいろいろな会話を楽しめる関係になっていくのです。
 
当然、その過程で、コミュニケーションそのものも、浅いものから徐々に深い部分へ突っ込んでいく場合も出てくるでしょうし、コミュニケーションが深まってくれば、関係そのものも深まっていくでしょう。知り合って数週間程度の遊び仲間には恋愛の相談はし難いでしょうが、自分のことを理解してくれると信じられる親友になら、恋愛や家族とのトラブルなど様々な悩みについて相談することは多いのではないかと思います。
 
ただ、ちょっとした挨拶や天気などの当たり障りのない会話は、コミュニケーションとしては浅いものです。「自分」の深いところまでは見せずに相手に対する敵意を持っていないことを伝えあっている程度であれば、コミュニケーションとしても相互の関係としても浅いものと言えるでしょう。
 
しかし、深刻な悩みや、正直な思いや感情をある程度出し合い、かつまたそれを受け入れあっていけば、コミュニケーションは当然深いものになり、言葉にしなくてもお互いの思いや感情が理解できるようになったりするでしょうし、あるいは言葉の奥に流れているものまでも理解することが出来るようになったりもするでしょう。そうなると、お互いの関係もより深まっていくことになるのです。
 
もちろん、深いコミュニケーション/深い関係は、必ずしも「良い」ことばかりではありません。大変な悩みや自分の力ではどうすることも出来ないような問題を打ち明けられてシンドイ思いをしたり、相手のことを思って言ったことややったことが返って相手を深く傷つけたり、仲たがいをしてしまって自分も傷ついたりすることだってあるのです。
 
それに、浅いコミュニケーションや関係の楽しさや気楽さ……といったものもあります。飲み屋やスナックの従業員に軽口をたたいたり、ゲームセンターでたまたま居合わせた相手と対戦ゲームを楽しんだりするのも、お互いに深い関係ではないからこそ、純粋にその時間を楽しめる……ということなのです。
 
そのように考えてみると、けっこう様々な人と知り合いで友人の多い人間関係の達人のように見えるような人でも、コミュニケーション/関係の浅い相手と、コミュニケーション/関係の深い相手はいるようです。そして、関係の深い相手は、それほど多く必要という訳ではありません。数人でも十分なのです。
 
いいえ、数人どころか、たった一人でも、自分のことを理解してくれて深いコミュニケーションができる相手がいれば、それなりに豊かな人生を送ることも可能です。そして、少数の深い関係の相手以外は、浅い関係であっても差し支えはありません。すべての人と深いコミュニケーションをして、深い関係を結ぶ必要はないのです。
 
そのような理解をすると、最初から深いコミュニケーションをする必要はないし、また、すべての人と深いコミュニケーションをする必要もないことが分かってきます。浅いコミュニケーションからスタートをして、少しずつ深いコミュニケーションができそうな相手を探し、その人との関係を深めていけば良い……という事なのです。
 


2008年09月12日(Fri)▲ページの先頭へ
コミュニケーションについて考える 1
 
はじめに
 
 
不登校・ひきこもりの相談を受けていると、当事者のコミュニケーション能力が問題になることがあります。実際、不登校が長引いてひきこもり状態になってしまった時に、同級生や周りの視線が気になって、なかなか外に出られなくなってしまうような例は少なくありません。
 
そんなこともあって、不登校ひきこもり問題への対応で文部科学省の指定を受けた県内の高校の1年目の研究発表会に際して、「技術(スキル)としてのコミュニケーションの訓練をする機会を設定することも大切ではないか」と言う意見を述べたことがありました。それだけがすべてではないにしても、そうした知識を持ち訓練を重ねることによってコミュニケーションに対する自信が芽生え、他者に関わっていくきっかけになると考えたからです。
 
ところが、コミュニケーション能力の問題は、実は必ずしも当事者だけの問題ではありません。実際、彼・彼女らを支える立場にある親の中にも、コミュニケーションが自分は苦手だ、と考えている人が少なからずいたりするのです。今年に入ってからの何回かの個別相談においても、そうした例がいくつかありました。
 
そこで、今回は、コミュニケーションについていろいろと考えてみようと思います。
 


2008年08月29日(Fri)▲ページの先頭へ
三重フレネ研究会9月例会
三重フレネ研究会9月例会
 
〈9月研究会の提案 〉

 9月6(土)  午後3 : 30 〜 6 : 00 
 三重大学教育学部 佐藤広和(仮)研究室

 (美術棟横自転車置き場前のプレハブ2階奥)

・いつもの教育学部の校舎の海側の奥になります。いつもの校舎を過ぎて
から左にまがって奥に入り、工事用のプレハブのところで右に曲がって美
術棟を過ぎた自転車置き場の道を隔てた前にあるプレハブ(「教職支援室」
の張り紙が入口にはってあります)の2階の海側の奥が会場の仮研究室です。
海側に窓があります。

・教育学部校舎の耐震工事のため、会場が変更になっています。プレハブ
の入口がしまっていますので、海側の窓から降りている紐で合図するか
浜口まで連絡して下さい。


2008年08月26日(Tue)▲ページの先頭へ
三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会/9月シンポジウム(例会)
【三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会】 

9月例会

日時 9月15日(月) 13:00 〜 17:00
 シンポジウム
 
     高橋先生(三重病院)
     木村茂司(三重県・考える会代表) 
     浜口拓(三重県・考える会世話人/サークルぼちぼちいこか事務局)

  会場 : アスト津3F 

 ・希望者には全体会の後で個別の相談にも応じます。


2008年08月24日(Sun)▲ページの先頭へ
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会/例会案内(9月)
ぼちぼちいこか(伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会)例会

日時 9月14日(日)
 午後1時30分〜4時頃


 会場 志摩市阿児町鵜方1975
 志摩市鵜方公民館 2F小会議室

 (近鉄鵜方駅北口下車・徒歩数分)
  電話…0599-43-2211
浜口 / 電話…0599-85-2752
E-mail…ZAN20571@nifty.com
  
 子どもみらい会議 例会
 
日時 9月28日(日)
 午後2時〜4時頃
 
 会場 いせ市民活動センター南館2F
(伊勢税務署横・外宮前交差点のそば)
 
 
 
・9月と10月の志摩例会は都合により第2日曜になります。
・10月以降の伊勢例会は第3土曜の19:00〜に変更し、様子を見て、毎月第4日曜の午後から第3土曜の夜に変えていこうと考えています。


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【サークルぼちぼちいこか/伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会】は、事務局の浜口が、【三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会】(三重県・考える会)の世話役をしていたところ、「伊勢志摩にも家族会を!!」という声が上がったため作られたものです。


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浜口 拓/志摩市志摩町片田で小中高15校20年の経験とフレネ教育やカウンセリングの知識を生かした《浜口塾》を開いています。教育相談にも応じます。また文学活動などもしています。よろしければ【TAC雑想記】 【TAC文芸樹】のblogも覗いて下さい。

カレンダ
2008年12月
 
     

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