blogぼちぼちいこか/伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会 - 2016/01

サークルぼちぼちいこか/伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会




2016年01月31日(Sun)▲ページの先頭へ
ぼちぼちいこか おすすめbooks15
141
福島 哲夫 著  『ユング心理学でわかる8つの性格』
PHP研究所 2011年 \1300+税
 外向的か内向的か、思考・感情・感覚・直観のどの機能を優先して使う傾向があるか、ということでユングは人の性格を8つに分類しました。簡易テストも付いていますので、自分がどのタイプでどのような特徴があるかを知り、周囲の人がどのタイプで、どんなことに気をつければ関係がうまくいくか、ということについて8つのタイプ別に書かれている本です。自分自身をよく知るとともに、対人関係の面でも意外と参考になりそうなことも書かれています。占いなどとは違いますが、わりと軽く読めて面白く、人間関係の参考にも出来そうな本です。


142
工藤 啓  西田 亮介 著  『無業社会』
  朝日新書  2014年   \760+税
 副題には《働くことができない若者たちの未来》とあります。不登校やひきこもりの経験がなくても働けない若い人たちがいます。働きたいけど働けない、働き続けられない、それは若者の【自己責任】ではなく、社会問題であることをこの本は指摘しています。働けない若者の様々なケース、そしてそれに対する様々な誤解やバッシング、福祉の貧困や対応のミスマッチ、社会のシステムの矛盾といった「現実」を丁寧に掘り起こし、若者の就労についてきちんと考えるきっかけを与えてくれている本です。


143
ジョーン・G・ロビンソン 著 『思い出のマーニー』上下
 岩波少年文庫  1980年   各巻\640+税
 ‘14のスタジオジブリ映画の原作です。河合隼雄氏も映画化される前に出版した本で取り上げています。ヒロインの1人アンナの、マーニーに出会う前の周囲の人々への感じ方や感覚が、不登校やひきこもりの子どもたちの感覚と重なってくるところがあり、子どもたちの心を理解する手助けにもなります。原作本の方が心情を丁寧に描いていますが、本が苦手な方は映画を見てもらっても参考にはなると思います。


144
大森隆史 著 『発達障害を治す』
 幻冬舎新書  2014年       \780+税
 東京のクリニックの発達支援外来で‘実際に発達障がいの治療に取り組む著者の意欲作です。日本においては完治は無理で療育によって対応していこうという考え方が一般的な発達障がいについて、欧米の新しい医学研究を参考にしながら、発達障がいの【治療】がある程度可能であるという考えに基づき医療現場での実践を続ける著者が、日本での現実と発達障がいのメカニズム、そしてその最先端の治療法についてまとめています。けっこう難しい内容も含んでいますが、発達障がいに関わる立場の人ならば一読はしておきたい一冊です。


145
池上正樹 著 『大人のひきこもり』
 講談社現代新書 2014年   \800+税
 県によっては、40歳以上が半数を超えるところもあるという大人のひきこもり。その背後には、格差の拡大と旧来のセーフティー・ネットでは零れおちてしまい再チャレンジが出来にくくなっている福祉政策の貧困と経済政策のミス・マッチの問題が根深く絡んでいます。大人のひきこもりの中には、1度の離職が再就職の困難さによって、うつやひきこもりに至ってしまうケースが多数紹介されています。新自由主義者や経済界、安部政権の言う「自己責任」という言葉のウソに騙されないで、声を上げ、つながっていくことの大切さを教えてくれる一冊です。


146
岡田斗司夫FREEex 著 
『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』
 PHP新書 2014年   \760+税
 エヴァンゲリオンの制作で有名になったアニメ制作会社ガイナックスの設立に関わった著者による「評価経済」への転換の提言です。誰かのためにサービスや労働、交換をしてつながっていく大切さを説いています。それは、お金に頼って関係性を切孤立するのではなく、つながりを大切にする働き方を考える「別の道」の提示でもあります。働くことの否定ではなく「就職」を考え直すきっかけを与えてくれる一冊です。


147
森 博嗣 著  『孤独の価値』
 幻冬舎新書 2014年   \760+税
 不登校やひきこもりと関わって、【孤独】というものもしっかり考えておく必要があります。「ひきこもり」というのは状態ですが、それが、後の創作活動や偉業にかかわっているような例は世界にいくらでもあります。けれども今の日本の社会の中で過剰に押し付けられるコミュニケーション能力最優先の風潮が必要以上に【孤独】を恐れさせるところもあります。そうした意味で、【孤独】の意味をきちんと考え直すきっかけを与えてくれる一冊です。


148
岡田 尊司 著  『父という病』
 ポプラ新書  2015年   \800+税
 少し前に紹介した『母という病』の著者による父性の問題の現代社会の視野に入れた総合的な整理と、改善に向けての方向性まで書いてくれてあります。現代産業社会の家庭における父親の地位の低下も踏まえた上で、子育てにおける父性的役割の大切さを、具体的な事例もたくさんあげながら説明してくれています。子どもの自立と社会参加をサポートする父性の役割について考え直すきっかけを与えてくれる一冊です。


149
鈴木 大介 著  『最貧困女子』
 幻冬舎新書  2014年   \780+税
 政治が国民の多くに支持されない軍国主義路線を暴走し、その一方で「自己責任」という無責任な押し付けによって社会福祉を切り捨てようともくろむ中、家族や地域や制度のつながりを失ったまま性産業で日銭を稼いで何とか生きている悲惨な現実。支援してくれる家族や友人を持たず、福祉制度へのアクセスも知らないまま無視されゴミ扱いされて、しかもそこから抜け出す術をもたないでいる悲惨な姿が作者の丁寧な取材の中で浮かび上がってきます。制度の網の粗さと「自己責任」という政治家やマスコミの言葉の暴力に怒りを覚えつつも、事実をきちんと知り問題に取り組むことの大切さを教えてくれる本です。


150
松崎 久純 著  『好きになられる能力』
 光文社新書  2015年  \860+税
 対人関係において、自分に好意を持っている人や自分に手を差し伸べてくれようとしている人に対する行動や言葉が「拒否している」というメッセージを誤って伝えている場合が「コミュニケーションが苦手」と口にしている人にはけっこうあります。そうした自分の《くせ》を見つめ直して修正し関係を改善していくための手がかりを与えてくれる本です。


2016年01月06日(Wed)▲ページの先頭へ
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会 例会案内(1月)
ぼちぼちいこか
 
伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会
 
ぼちぼちいこか 志摩例会
 
日時 1月17日(日) 午後1時30分〜4時30分
 
会場 志摩市阿児町鵜方3285-2

 志摩市旧鵜方保育所(鵜飼耳鼻科前)
 
 (近鉄鵜方駅南口下車・徒歩5分)

浜口 / 電話…0599-85-2752 
 
E-mail…ZAN20571@nifty.com 
 
・3月まで耐震工事のため鵜方公民館は使えません。駐車場が少ないのでご注意下さい。
 @鵜飼さんの駐車場には絶対に車を置かないでください。
 
 
子どもみらい会議 伊勢例会

日時 1月16日(土) 午後7時〜9時
 
会場 いせ市民活動センター南館

  (伊勢税務署横・外宮前交差点のそば)

 
 

【三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会】

1月31日(日)   14 : 00 〜 16 : 30 
 
会場 : アスト津3F 交流スペース7.8
 
・不登校やひきこもりの情報提供と悩みについての相談会です。
・当事者の家族(母親)がお互いの話を出し合います。(浜口も出席の予定です)
 
その他のイベント
 
不登校ひきこもりから〜自立への道(当事者や家族の話)
 
2月7日(日)    13:00〜15:30

会場 : 志摩市磯部生涯学習センター
 
(近鉄志摩磯部駅から徒歩5分)
 
主催 : みしま会(鳥羽志摩地域精神障がい者家族会)
 
参加費は無料 申し込みは不要
 
 

  
【ちょっとオススメbook】
片田 珠美 著  『自分を責めずにはいられない人』 PHP新書 2015年 \780+税
 不登校やひきこもりになった本人や家族の中には、ついつい自分を責めることが多くなってしまう人が少なからずいます。この本は、なぜそうなってしまうのかを説明した上で、そうした状態から抜け出す手立てについても、具体的な例もまじえながら丁寧に書いてくれています。自分を責め、落ち込んでしまう人には良いきっかけを与えてくれる本です。


   


【サークルぼちぼちいこか/伊勢志摩不登校ひきこもりを考える会】は、事務局の浜口が、【三重県登校拒否・不登校・ひきこもりを考える会】(三重県・考える会)の世話役をしていたところ、「伊勢志摩にも家族会を!!」という声が上がったため作られたものです。


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浜口 拓/志摩市志摩町片田で小中高15校20年の経験とフレネ教育やカウンセリングの知識を生かした《浜口塾》を開いています。教育相談にも応じます。また文学活動などもしています。よろしければ【TAC雑想記】 【TAC文芸樹】のblogも覗いて下さい。

カレンダ
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